【羽仁もと子案家計簿 暮らし上手になる家計簿】

~Q&A よくあるご質問~

Q1. 収入とは.毎月の振り込まれる手取りの額ではないのですね?

A. 手取りの額は、収入からいろいろ引かれた後の額です。給与明細をよく見てわが家の収入を確かめましょう。

そして、収めている税金、厚生年金や健康保険などの社会保険の額、その他天引きされているものも確認しましょう。

 

Q2. なぜボーナスも合わせたすべての収入を12等分するのですか?

A. 毎月の給料で生活し、ボーナスで家族旅行や大きな買い物をし、残りは貯金にと漠然と考えている方も多いかもしれません。

羽仁もと子案の家計簿では、ボーナスも合わせた年収をもとに1ヵ月の生活費を考えます。

ある月に予算以上の支出があっても、1年を通して支出の多い月少ない月が補い合うので、収入内に収めやすく、

安心して生活ができるようになります。この1年を見通した予算の立て方を身に着けると計画も立てやすくなり合理的です。

 

Q自営業です。収入が一定していない場合、どうしたらよいでしょう?

A. 前年の収入をもとに考えるのが基本ですが、一定していない場合は、少な目、確実な額を見積もる方が安心です。

 

Q共働きでそれぞれがお金を管理していますが、合わせて考えた方がよいですか?

A. わが家の家計の全体像をつかむためには、合わせて考えた方がよいでしょう。将来の計画、ライフプランも考えやすくなります。

お金のことは夫婦で一緒に考えたいものです。

 

Q夫から一定の額を渡されています。夫は給料明細も見せてくれません。

A. まずは、渡されているお金の支出を家計簿に記帳してみましょう。

何年か続けているときっと信頼され、夫婦で家計についてざっくばらんに話せるようになるでしょう。

 

Q費目分けが細かいですが、なぜこのように分けるのですか?

A. 費目に分けて記帳し集計することで、わが家のお金の使い方の傾向がわかります。そして、暮らしのどこを変えたらよいか、ヒントがみつかります。費目分けは家計簿の付録の「すぐわかる予算生活のガイド」を参考になさってください。

 

家計簿をつけて、見える、わかる、変わる、わが家の暮らし